親子でモヤモヤなしの学用品(手提げ・きんちゃく袋)

入園入学時には、お稽古バック、お着替え袋、上靴入れ、お道具袋、給食袋にコップ入れ、ついでに靴下入れ、…恐ろしいほどの数の手提げや巾着を用意しなくてはなりません。入園説明時にそれを知り、唖然とした記憶があります。
「安くて適当な物を…」とつい考えがちですが、新年度をスムーズに自信を持って、気持ちよくスタートさせるためには、自分で上手に扱える袋類を選択することが重要です。幼い子にとって「一人でできた」は、新生活への不安を低減させることができるからです。

1. アタシたちのモヤモヤ経験談と解決策

■ 手さげ袋編 ~ 引きずる、汚れる、かさ張る…(涙)

お稽古バックとも呼ばれる手提げは、荷物をまとめたり、絵本を持ち帰ったり、用途はいろいろです。しかしこの手提げの最大の問題は、大きいから当たり前のように引きずられてしまうということです。
引きずるから汚れるし、穴も開く(涙)
そして空の状態で持って行くことも多いのがこの手提げ。厚手の生地のものは、子供にはたたみにくく、さらにかさ張るんです。

< 解決策 3つ >
1.袋底の強化
引きずることを前提に袋底に注意して厚手のものや補強されている物を選択することをお勧めします。

2.リバーシブル
この作りなら、汚れたら裏返しの術が使えます。そして、おしゃれや気分で裏表を使い分けるのも楽しみの一つになります。

3.キルティング生地は避ける
量販店で多く目にするのがこの手の安くてお手軽なものです。しかし、厚手でかさ張り、子供にはたたみにくい素材なので、できれば避けたい生地です。そして意外と脆いです。

■ きんちゃく袋編 ~ 巾着袋のヒモが絞れない!?

2本のヒモを左右に引っ張って袋口を閉じる作業は意外と幼い子には苦戦する作業の一つです。同じヒモを引っ張ってしまったり、ヒモが絡まってしまったり…大苦戦してしまうことも。。。
さらに、毎日使うコップ入れや靴下入れなどは、濡れたまま、汚れたままの状態で入れられて持ち帰ってきます。カバンの中で湿った巾着袋を見つけると、モヤモヤするんですよね。

< 解決策 3つ >
1.それぞれ違う色の2本のヒモ
2本それぞれのヒモの色を変えれば、絡まってしまってもすぐにほどけるので、子供にも大人にもストレス軽減です。

2.ループエンドをつける
ヒモの結び目にループエンド(写真参照)をつけることでヒモの端を握りやすく、袋口を絞る作業が簡単になります。
幼い子は、陽気に袋を振り回すことも多々あることです。ループエンドが顔などに当たると結構痛いです。他人に当ててしまったら大騒ぎになること間違いなしです。フエルトなどで小さなマスコットを縫い付けることもオススメです。

3.裏地付きのものを選ぶ
裏地付きの袋なら、薄手でもカバンの中まで汚れないので気になりません。

2. おまけ〜耳より情報

■手作り品で先生からの丁寧な指導が得られるかも?

幼稚園の先生から聞きました。手作り品の手提げを大事に使っている子を見ると、愛されて育てられていると安心するんだそうです。
また、小学校の先生は手作りの袋を持っている子の親は、教育に前向きであると気を引き締めるんですって。
結果、手作り品を所持している子には丁寧な指導が届きやすいわけなんです。
こんなところで先生からの目が注がれる子になり、さらに、親としての株が上がるのならば、まだ間に合うこの時期にハンドメイドしてみてはいかがでしょうか。

■おせっかいにも手作り品、販売してます

osecca井戸端会議でたどりついた知恵、小ワザのたくさん入った手提げ巾着などの学用品は、オセッカさんが一つ一つ丁寧に作り上げて,メルカリcreemaで販売しています。色やデザインなど、同じものは二つとありません。世界で一つだけのハンドメイド品です。